翻訳をサイトごとしたい方へ。おすすめの方法を紹介!

翻訳をサイトごとしたい方へ。おすすめの方法を紹介!

翻訳をサイトごとしたい場合には、どのような方法があるのでしょうか?
サイト内の機能やブラウザの機能で翻訳をする方法や翻訳会社に依頼するなど、その方法や精度についてもご紹介しています。また、スマホとPCでは違いがあるのか、Google翻訳やchrome翻訳などウェブサイト翻訳ツールによっての違いなども解説していきます。

目次

翻訳をサイトごとする

日本語のサイトを英語に翻訳、あるいは中国語のサイトを日本語に翻訳するなど、サイトごと翻訳したい理由には様々なものがあると思います。ご自身が理解できるようにするという目的であれば、Google翻訳やブラウザの翻訳機能、サイトによっては多言語対応している機能もあるため、指定の言語に変換するなどの方法が考えられます。

どの方法も無料かつその場ですぐ翻訳されるので、ご自身がおおまかな情報を得たい場合などにはおすすめの方法と言えるでしょう。しかし「自社サイトを多言語対応にしたい」など、ビジネスシーンで活用したい場合には、品質などの面からもプロの翻訳者を抱える翻訳会社への依頼が最も安心です。

例えば無料のツールで翻訳をした場合、全ての言葉が正しい表現で翻訳されているか(誤訳・訳漏れ)という点がネックになります。

対して翻訳会社に依頼した場合、スキルを持つプロの翻訳者が翻訳します。さらに日英翻訳であれば、英語のネイティブ翻訳者が翻訳したものを日本人がチェックし、更にネイティブ翻訳者がチェックするなど、丁寧なチェック体制の元、全ての言葉が正しく翻訳されるというメリットがあります。

上記以外にも、有料のwebサイトツールでサイトごと翻訳をする方法などが存在し、ニーズによっておすすめの方法は異なりますが、特にビジネスシーンでは翻訳会社に依頼する方法が得策と言えるでしょう。

翻訳をする方法は様々ですが、その時のニーズに最適な方法を選びたいところです。
翻訳をする方法は様々ですが、その時のニーズに最適な方法を選びたいところです。

WEBサイトを丸ごと翻訳するサービス

費用をかけずに簡易的に翻訳する場合の代表例として、Google翻訳(Google Translate)が挙げられます。操作は非常に簡単で、Google翻訳にアクセスし、上部の「ウェブサイト」ボタンを押し、対象サイトのURLを貼り付けることで翻訳画面に移行します。

実際のGoogle翻訳の画面です。
実際のGoogle翻訳の画面です。

実際にTMJ JAPANのコーポレートサイトTOPページにてGoogle翻訳、および翻訳会社が翻訳した文章を比較してみましょう。

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尚、Google翻訳はPC・スマホのどちらでも利用可能です。スマホの場合、safariなどのブラウザで検索する方法とアプリ利用の2パターンがあります。

ブラウザで検索する場合にはPC同様、上部に「ウェブサイト」ボタンがありますので、サイトごと翻訳が可能です。アプリの場合にはウェブサイトボタンが存在しないため、文章をコピペするか、もしくはアプリならではの機能として「カメラ入力」が使用できるため、対象ページをカメラで撮影し、画面全体を翻訳する方法も活用できます。

またGoogle翻訳以外にも、自社が推奨するブラウザの翻訳サービス(Chrome翻訳、Microsoft Bing翻訳など)を利用することもできます。

  • 通常の日本語版サイトです。
    通常の日本語版サイトです。
  • Google翻訳で英語に翻訳した画面です。
    Google翻訳で英語に翻訳した画面です。

ブラウザの言語変更で他言語の翻訳を表示する方法

例えば、Chromeをご利用の場合は新たなページを開き、右上のメニューボタンから設定を押し、更に左側に出てくるメニューから「言語」を選択することで、Chromeを通じて検索したページをどの言語で表示するかが選択可能です。1つではなく複数言語登録しておくことで、この情報は〇〇語で閲覧したいというニーズがワンクリックで選べる仕組みになっています。

Safariを用いて翻訳する方法(iPhoneユーザー向け)

iPhoneの標準ブラウザである「Safari」にも、翻訳機能が搭載されています。

iOS 15以降のSafariでは、外国語のWebページ全体をその場で日本語に翻訳することが可能です。

Safari翻訳の特徴

特長内容
アプリ不要Safari内で完結するため、翻訳アプリのインストール不要
Webページ全体を翻訳コピー&ペーストなしで、ページ全体が翻訳対象に
レイアウトを保持元ページの構成を保ったまま翻訳表示され、視認性◎
英語以外にも対応中国語やフランス語など、複数言語に対応(対応言語は随時拡充)

翻訳手順(iOS 15以降)

英語ページの場合
1.Safariで翻訳したいWebページを開く


2.URLが表示されている「タブバー」の左端にある【ぁあ】アイコンをタップ


3.メニューから「日本語に翻訳」を選択


4.ページ全体がそのまま日本語表示に切り替わる

中国語など他言語ページの場合
1.【ぁあ】アイコンをタップ


2.「Webサイトを翻訳」を選択


3.表示される言語の中から「日本語」をタップ


4.ページ全体が日本語に切り替わる

Safariの翻訳機能は、海外ニュースサイトや現地メディアを読みたいとき、多言語に対応していないWebページで製品情報を確認したいとき、さらに旅行中に現地の情報をスマートフォンで調べたいときなどに活躍します。ビジネスシーンでもプライベートでも手軽に使える便利なツールですが、一部の言語やページ構造では対応していない場合があるため注意が必要です。また、翻訳精度は機械翻訳に依存するため、重要な情報の確認やビジネスでの利用には慎重な判断が求められます。

おすすめのWEB翻訳ツール

知名度が高く、幅広い方々に利用されている無料・有料のWEB翻訳ツールをご紹介いたします。

無料

  • Google翻訳(108の言語に対応している世界最大級の無料翻訳ツール。有料プランあり)
  • DeepL翻訳(26の言語に対応し、品質レベルは無料ツールの中でもピカイチ。有料プランあり)
  • Baiduオンライン翻訳(約30の言語に対応し、中でも中国語翻訳に強いツール)
  • エキサイト翻訳(32の言語に対応し、翻訳したい分野を選択して翻訳可能)
  • Chrome翻訳(Chromeユーザーが使用しやすい翻訳ツール)
  • Microsoft Bing翻訳(70以上の言語に対応、Edgeユーザーが使用しやすい翻訳ツール)

有料

  • みらい翻訳(高品質とセキュリティレベルの高さが強み)
  • T-400(100以上の言語に対し、翻訳者レベルの高品質な翻訳を実現)
  • WOVN.io(Webサイトやアプリの多言語化に特化)
  • HUMAN SCIENCE(40の言語に対応し、工場や医療分野など専門性の高い業種への翻訳に強みあり)
様々な翻訳ツールがあり、その強みも様々です。
様々な翻訳ツールがあり、その強みも様々です。

サイトごと(全ページ)翻訳会社に依頼する

ここまではツールを活用してサイトごと翻訳する方法をお伝えしましたが、正確で品質の高い翻訳を求める企業ページなどを翻訳する際は、翻訳会社へ依頼する方法が最適と言えます。

翻訳会社へ依頼する際の流れとしては、まず翻訳対象のサイトURLを共有いただき、見積もり提示ののち翻訳作業に入ります。もしお手元に「サイト内の全文テキスト」があれば、共有いただけると見積もり提示や翻訳作業がよりスムーズになります。

TMJ JAPANでは、例えば日本語サイトを英語へ翻訳する場合、英語ネイティブの翻訳者が一次翻訳を、その後日本語ネイティブの翻訳者がレビュー・チェックを行い、最終的に弊社スタッフが校正ツールを用いての誤訳・訳漏れをチェックし、納品する流れとなります。

弊社ではサイト翻訳時に、「ネイティブに伝わる内容になっているか」という点を重要視しています。主に英語サイトを見る海外・ネイティブの方々にサイトの内容を正確に理解してもらうことが、サイト翻訳の重要な目的であるからです。上記を踏まえ、翻訳会社へ依頼するメリットとして以下3点が挙げられます。

翻訳会社へ依頼するメリット

  • 高品質な仕上がり(上記の通り、ネイティブに伝わる翻訳品質に仕上げることができる)
  • 客観性が増す(使用する用語や言い回しなど、第三者的に翻訳することで客観性が磨かれ、より多くの方に伝わるサイトにできる)
  • 業務負担の軽減(現状、ツール翻訳後の成果物と、翻訳会社が翻訳した成果物の品質には残念ながら大きな差があるため、チェックや修正にかかる工数が異なり、その工数を削減できる)

もちろん上記メリットがある一方で、ツールを活用する際にはほとんどかからない費用が発生してしまう点はデメリットと言えますが、営業あるいはPRが主目的であれば、かけるべき費用ともいえるでしょう。

翻訳会社に依頼する際のポイントとして、会社独自の事業やサービスに使用される単語や文章などを、予め用語集などに纏めて共有しておくことで、よりスムーズに希望通りの翻訳成果物を得ることができます。

日本語サイトを英語に翻訳する際に、TMJ JAPANにご依頼いただいた場合の作業の流れです。
日本語サイトを英語に翻訳する際に、TMJ JAPANにご依頼いただいた場合の作業の流れです。

まとめ

翻訳は誰に対して、どのような用途で利用するのかによって、手法・やり方は様々です。
ただHPやWebサイトは取引先企業や投資家、サービス利用者など多くの方々が閲覧する目的で作られています。対象の方々により正確な情報を届けることが大切であるため、極力高品質な翻訳を仕上げる手法(翻訳会社への依頼)をお勧めいたします。

TMJ JAPANでは数多くの企業様のHPやWebサイトをサイトごと翻訳した実績を有しています。
日本語サイトの多言語化ニーズがある際には、お気軽にお問い合わせ下さい。

有限会社TMJ JAPANセールス&マーケティング

満尾

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