韓国語から日本語への翻訳 – プロが解説する正確な翻訳のポイント
翻訳会社・通訳会社のTMJ JAPAN
通訳と翻訳という仕事。どちらも聴き馴染みがある仕事でありながら、その区別がはっきりとわからない方も多いかもしれません。今回はそんな両者の違いを、「どんな仕事か」「どこに違いがあるか」など、詳細に解説していきます。
目次
翻訳は、書かれた言葉を別の言語で書き直す作業のことです。弊社TMJ JAPAN(TMJ)ではプロの翻訳者による翻訳対応が中心となりますが、例えば海外取引先へ送るメールや提案するための資料を英語や多言語で書き直したり、海外企業が日本の企業との取引で使用する資料を日本語に書き直したりします。
またプロによる翻訳でも、コンピューターによる各種支援ツールが用いられます。
一言で翻訳と言ってもメールやチャット、資料や書籍、また昨今では動画・映像やアプリなど、その種類は様々です。
翻訳会社のほとんどはWEBサイトなどで「全ての翻訳に対応」と記載されていますが、実態としては大手以外の翻訳会社にはそれぞれ特色があり、対応できる翻訳の種類が限定されている場合もあります。
下記は弊社にも問い合わせが多い翻訳の種類を説明していますが、翻訳会社へ依頼の際には「翻訳を希望する種類・内容」を記載し、問合せすることをお勧めします
PowerPointなどで作成される顧客向け提案書、経営・事業戦略や販売計画書などの各種社内報告書を翻訳することです。提案書や計画書の特徴は端的に、伝えたいメッセージのみを表現する資料が多いため、「意訳(全体の意味に重点をおいて訳す)」の要素が他の翻訳以上に求められます。また、社内で活用する資料であれば、社内特有の言い回しや用語なども使用されるため、その企業特有の用語集やスタイルガイドをアップデートしていく必要があります。
映画やドラマ、youtubeなどのエンタメ作品や、ビジネスで用いられるトレー二ング動画や情報発信、ウェビナーなどの動画音声をや動画内に含まれるテキストを文字化し、翻訳することです。文書や書籍などと異なり、一画面に入る文字数に制限があるため、動画の内容や発信者の意図を汲み取り、極力少量の文字/ワードで表現することが求められます。また文字化された内容を翻訳するだけではなく、文字化するための音声/文字起こしや、制限内に文字/ワード数を抑えるための台本作成、翻訳後の文章を動画内に挿入する字幕付けなどの作業も合わせて必要です。
ビジネス書、小説、雑誌などのあらゆる書籍の翻訳です。書籍は翻訳をすることで世界中の人が見る機会を作り出します。オリジナル版の意味や表現を維持しながら、日本国内あるいは海外現地の読者に受け入れられる訳文で表現することが重要になります。また対象言語の語学力と文章力に加え、書籍の分野に知見の深い翻訳者をアサインすることも重要です。
一般的に、異なる言語を使う人同士が意思疎通できるよう、相手が話した内容を「聞き手が求める言語」に訳して伝える作業のことです。人と人との会話や対話をサポートすることであり、対面が主流だった時代から、コロナ後は非対面でも広く活用されています。
いくつかの方式に分けて考えられることが一般的ですが、どの方式にも共通することは、情報共有を含めた事前準備と、話者の声がクリアに聞こえる環境を整えられるかどうかが品質を左右する要因になります。
話を聞きながらほぼ同時に通訳をする方法です。横で同時に話すだけでは聞き取れなくなってしまうので、専用の機材を使ってリスナーに音声を届けます。他の手法も同様ですが、特に長時間同じ通訳者が行うことが難しい手法なので、チェンジしながら行うことが一般的です。
スポーツの外国人選手へのインタビューのように、外国人選手が母国語で話し、一旦ストップした後に通訳者が話すという形です。テレビ等の場面では見慣れた形と言えるのではないでしょうか。スピード感は同時通訳と比べると劣りますが、特殊な機材がなくても成立する利点もあります
話を聞きながら、その場で聞き手の耳元にささやきながら通訳をします。機材を使わず、スピード感もありますが、通訳者一人で対応できる人数が限られているという側面もあります。会議等で少数のみ通訳が必要な場合に有効と言えるでしょう。
通訳には複数の種類があり、活用するシーンによって通訳者が異なるケースがあります。
下記では弊社で対応するケースの多い通訳種類について説明していますが、翻訳同様に通訳会社ごとに特色があり、対応できる翻訳の種類が限定されている場合もあります。依頼の際には「通訳の活用シーン」を記載の上、お問合せ下さい。
会議体のコミュニケーションをサポートするための通訳です。政府中央官庁が関わる国際会議や、企業間の商談・打合せ、社内経営陣や管理職が集まる会議や四半期ごとの全社会議などの様々なシーンで活用可能ですが、業界・分野により対応できる通訳者が異なります。
また方式は様々ですが、一方向に対して提案・発表を行うのか、双方間で議論を行うのか、参加者人数によっても対応の仕方が異なります。対面・非対面を問わず対応可能です。
不特定多数の参加者に対して発信していく場のコミュニケーションをサポートできる通訳です。こちらも政府中央官庁、企業、個人など主催者は様々ですが、会の主題によって対応できる通訳者が異なります。例えば、SDGsやサステナブルなどの環境関連、金融・不動産、ITテクノロジーなど、題材を明示することでその類の通訳実績を有する通訳者をサインすることが可能です。また、会の全てに通訳が必要なのか、一部分(例:基調講演、パネルディスカッションのみ)だけ通訳依頼を希望するのかによって担当人数も大きく変わります。
最もわかりやすい違いがこの点かもしません。通訳は音声を訳するのに対し、翻訳は文書を訳します。近年では動画翻訳の需要が増えており、音声を訳すものも含まれますが、文字に起こすという意味で翻訳に分類されていると言えるでしょう。
同じ訳するにしても、話し言葉と書き言葉のように求められることにも違いがあります。例えば、通訳では言語に違いがある人同士がコミュニケーションを取るために役することが求められ、翻訳では文書としての正確性が求められるなどが挙げられます。
通訳ではその場で話していることを訳することも少なくありません。対して翻訳は資料を元に納期を設定して仕事をすることが多いでしょう。同じ言語を扱うにしても、必要なスキルにも違いがあると言えます。
どちらも資格がないとできない職種ではありません。ただし、翻訳なら「JTA公認翻訳専門職資格試験」、通訳なら「全国通訳案内士試験」など、別の資格試験が設けられています。通訳案内士になりたい方は、全国通訳案内士試験に合格する必要があります。
TMJでは様々な翻訳・通訳に対応できるサービスを提供しています。
長年、外資系コンサルティングファーム様へのサービス提供が中心であったことから、ビジネスシーンにおける翻訳・通訳に対して、幅広いサービス提供が可能です。
翻訳・通訳に関するお悩みなどありましたら、お気軽にお問い合せ下さい。
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