中国語を日本語に翻訳する!失敗しない翻訳会社の選び方
翻訳会社・通訳会社のTMJ JAPAN
翻訳業務を外注する際の翻訳依頼の流れや、各フェーズによって重要となるチェックポイントを分かりやすく解説しています。
目次
翻訳会社へ翻訳を依頼する際には、単純に文書を預ければ翻訳されたものが返ってくるとイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ご依頼の際にいくつかのポイントを押さえることで、さらにご要望に沿った成果物を入手することができます。 今回は、初めて翻訳会社へ依頼する際の全体の流れと必要なチェックポイントについて解説します。
一般的に翻訳会社へ依頼する際の流れは以下の通りです。
このうち4〜7は翻訳会社が行う作業となり、依頼企業様側としては納品をお待ちいただく期間となります。
依頼内容の言語や専門性、ご要望などに応じて最適な翻訳者を手配し、レビュアーやネイティブチェッカー、校閲者なども必要に応じてアサインします。
実際に翻訳作業が行われたあと、必ず原文と訳文を照らし合わせて第三者の立場からレビューを行い、誤訳・訳漏れがあれば修正を行います。
また、レビューを行って終わりではなく、「7.翻訳コーディネーターが最終チェック」を行います。要件確認を満たした成果物であるかどうか、確認を担当したコーディネーター自身が責任を持ってチェックし、最終的な品質を担保します。
一連の流れの中で、依頼企業様が直接関わる部分は1〜3、そして8の納品です。その中でも、特に重要となる「要件確認」について詳細を説明させていただきます。
翻訳依頼の要件確認を行うにあたり、TMJ JAPAN(以下TMJ)では8項目のチェックポイントを設定しています。
まずは翻訳対象となる原文資料の提出が、料金や納期を算定するために必須となります。
問い合わせ段階で資料が手元にないというケースもあるかと思いますが、その場合はおおよそのボリュームをお伝えいただくか、過去の同種資料を参照させていただき、概算見積を提出いたします。
続いて、翻訳方法です。その資料をどのように翻訳したいのか、日本語から英語へ、英語から日本語へといった対象言語はもちろんですが、和訳であれば「です・ます調」なのか「だ・である調」なのかといった文体の確認も行います。資料に適した文体をこちらから提案させていただく場合もあります。
こちらは「1.原文資料の有無」と重なる部分もありますが、翻訳を行う上では原文資料を参照するだけでなく、それがどういった資料なのか、翻訳後にどのような用途で使用されるのかを把握することも重要です。例えば、同じ提案書でも社内用か社外取引先への提出用なのか、ウェブサイトに掲載する文章なのか、ニュースレターとして送信するものなのか。そういった概要・用途を知ることで、最適な翻訳者の選定を行い、品質を高めていきます。
正式発注予定日と納品希望日などのスケジュール確認を行います。
実際に作業を開始できる見込み時期を確認できれば、案件に最適な翻訳者のスケジュールを事前に押さえ、アサイン準備をしておくことが可能です。特にボリュームの大きな文書翻訳の場合や、資料完成から希望される納期までが短い、といった急ぎのご依頼の場合には早めにスケジュールをお知らせいただくことが重要となります。
納品形態は、具体的にどういった形式の文書やファイルでの納品を希望するかです。例えば、原文ファイルに上書きする形なのか、原文を残して日英併記とするのか。翻訳に伴うレイアウト調整が必要な場合には作業量が増え、料金や納期に影響するとこともあり得ます。
社内用語や専門分野の用語などについては、翻訳せずにそのまま使ってほしいという用語もあると思います。事前にお伝えいただくことで、納品後の修正作業などの手間を減らすことができます。また、「7.参考資料・用語集の有無」にあるように、翻訳の用語集や参考資料、過去に同種の翻訳を行った原稿などがある場合には、ぜひお送りください。社内用語や社内の組織名・役職名などについて固定訳が存在する場合も同様です。
成果物を入手した後の依頼企業様による修正作業の手間を省くことができます
最後に翻訳依頼全般に関するご要望もぜひお聞かせください。例えば、ある特定の単語や表現を使ってほしいというご要望や、原文に忠実な翻訳を優先するのか翻訳先言語の可読性を重視するのか、品質を重視するのかスピードを重視するのかなど。お伝えいただくことで最適な翻訳者をアサインし、依頼企業様のイメージに近い品質・納期・コストを実現することが可能です。
要件確認後に、具体的なコストと納期を算出して見積を提出いたします。
原文資料が完成していないなどの理由で作業量に変動の可能性がある場合には、この段階では概算見積となります。納期の日数につきましては「見積承認から◯営業日後」など、営業日カウントとなるケースが多いため、ご注意ください。
見積受領後、発注いただける場合にはもちろんですが、依頼を見合わせる場合でもご連絡をいただけるとありがたいです。納期が長すぎるのか、料金が予算オーバーなのかなど、見積が承認に至らない理由をお伝えいただければ、ご要望に沿える形で再見積を行わせていただくこともございます。
全ての作業が完了次第、期日内に成果物を納品いたします。基本的には、目的の用途にそのまま使用できる品質の成果物を納品するよう努めておりますが、依頼企業様からのフィードバックに合わせて、納品後に修正や変更を加えることもあります。修正が発生した場合、軽微なものでも、今後の翻訳品質の向上に繋げるため、共有いただけると幸いです。
翻訳ご依頼の流れと8項目のチェックポイントをお伝えいたしました。詳細は翻訳会社によって異なりますが、基本的な流れを把握し、チェックポイントを押さえることで、最終的には「早く」そして「高品質」な翻訳成果物を手に入れることができます。ぜひ、効果的に翻訳サービスを活用し、より良いビジネス機会の創出にお役立てください。
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