【Zoom 通訳】その方法とメリット・デメリットなど徹底解説!

【Zoom 通訳】その方法とメリット・デメリットなど徹底解説!

テレワークが浸透していく中でZoomに代表されるオンライン会議システムを活用したシーンが多く見られるようになってきました。海外にいるなど遠方の相手との会議はもとより、近くにいる相手とも直接の接触を避けて話し合いの場が設けられることも珍しくありません。場合によっては言語の通じない相手とのやりとりもあるのではないでしょうか。そういったケースでも円滑にコミュニケーションを取っていくために活用される場が増えてきている機能についてご紹介します。

目次

Zoomの通訳機能は使われている?

ビジネスシーンではオンラインでもプロ通訳者に依頼をすることが一般的と言えます。相手との関係性にもよるかもしれませんが、重要な会議になればなるほどプロ通訳者への依頼の優先度が上がるのではないでしょうか。

一方でZoomに代表されるツールの同時通訳機能も広く知られるところとなってきており、活用する人も増加傾向にあります。使用頻度が多い場合にはコスト面で圧倒的に得をする事ができるので、使い方を覚えておいて損はないかもしれません。

その存在は知っていても実際の設定方法など使い方がわからない、何となく手を出してこなかったという方も多いというのが現状です。双方をシーンに合わせて使いこなせると良いのではないでしょうか。

実際にはまだまだ使い方をわからないという人も少なくありません。
実際にはまだまだ使い方をわからないという人も少なくありません。

Zoom通訳を使うには?

ネット環境

Zoomを使用するのでネット環境が整備された環境で開催しましょう。Wi-fiの速度によっても聞き手側のストレス具合が変わってくるので、事前に開催場所の選定も行えるとベターだと言えます。特にホテルなど同時に多くの人がWi-Fiを使用する環境は気をつけた方が良いでしょう。

マイクなど周辺機器

ご自身の設備のチェックも事前に行うと良いでしょう。マイクやカメラなど、とても高価なものである必要はありませんが、聞き手側が違和感を感じるものでない事は確認しておきたいところです。直接会う環境ではないからこそ、周辺設備等でも印象に変化があると思われます。

Zoom通訳〜ホスト側〜

まず有料のZoomウェビナーアドオンに契約している必要があります。こういった前提条件をクリアした上で、ミーティングを開始することで通訳機能を使用できます。

また、通訳者の登録が必要となり、事前登録かその場で登録が可能です。事前登録には参加者のメールアドレスが必要になりますが、スムーズに進めたい場合は開始前に済ませておきましょう。

通訳言語についても、デフォルトで出る9言語(英語、中国語、日本語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、ポルトガル語、スペイン語、韓国語)以外が必要な場合には、事前に登録作業が必要です。

ホスト側はこういった準備をしっかりとして当日を迎えましょう。

Zoom通訳〜参加者側〜

通訳者として事前登録している場合は、メールアドレスに紐づいたアカウントにサインインをします。していない場合にも、ホスト側に通訳者としてその場で選択してもらうことも可能です。

ホスト側が開始をすると選択した言語の音声を聞く事が可能になり、自身の話した内容も言語の違う参加者には通訳された音声を届けることができます。

しっかりとした準備をした上で本番に臨みましょう。
しっかりとした準備をした上で本番に臨みましょう。

Zoom通訳のメリット

手軽に行える

設定方法など初めは複雑に感じるかもしれませんが、覚えてしまえば手軽に行う事ができ、いつでも言語の違う相手と話せる点はメリットと言えるでしょう。

コストダウン

有料プランに加入が必須ですが、プロ通訳者に依頼することを考えると安価で済む場合が多いと思われます。たった1回だけ必要な場合などは、覚える手間などを考えると依頼してしまった方が良いかもしれませんが、複数回行うのであればコスト的には得ができるはずです。

Zoom通訳のデメリット

質の面で心配

会議の重要度にもよりますが、質の面での心配がないとは言えません。やはり人とのコミュニケーションとなると、ニュアンスや伝え方次第で印象が変わってしまうものです。機械が通訳した内容が伝えたいことと合っているかの確認が難しい点で心配と言えます。

方法によっては適さない

リレー方式という会議内で3言語以上への通訳が必要な場合には適さないと言えます。スペイン語から日本語に訳して、日本語からロシア語に訳すといった方法になりますが、現状では成り立たないと言われています。

この他にも、Zoomの機能には適さないものも存在すると思いますので、相性も考慮しておく必要があるでしょう。

この他にも用途によっては考えられるので、開催前に一度整理すると良いでしょう。
この他にも用途によっては考えられるので、開催前に一度整理すると良いでしょう。

TMJJAPANができること

事例①

海外テクノロジー系企業の日本での協業企業との商談の際に行われるZoom会議に通訳者をアサイン。

同企業からの商談を毎回担当しており、関係性を築いた上で業務ができる点は機械翻訳等にはないメリットと言えるでしょう。Zoomの機能でも商談は可能かもしれませんが、回を重ねるごとにクライアントに対する知識や専門性が増していきます。

事例②

ウェビナー等で現場で通訳をしながらオンラインでも同時に通訳を聞ける「ハイブリッド通訳」が近年注目されています。TMJJAPANでも依頼が増えており、現場に加えてオンラインで100名ほどが同時に視聴するケースも少なくありません。Zoomだけではできないものもありますが、ツールとしてZoomを使用するケースもあります。

事例③

少し稀なケースではありますが、Zoomで録音した通訳の音声を聴いてもらう形のご依頼もあります。外資系企業の海外支社の日本人スタッフ用に、元が英語のZoom会議をボイスオーバーで日本語を入れて見ていただきました。

まとめ

テレワークが増加したことによってオンライン会議が一般化し、注目度も以前にも増したものになってきています。そのオンライン会議ツールの代表格とも言えるZoomによる通訳機能も大きく発達し、ビジネスシーンで活用されるケースも聞かれるようになってきました。

それに伴い、通訳機能の使い方や精度などを調査して検討する企業や個人も増加傾向にあると言えるでしょう。使い方はもちろんですが、そのメリットやデメリット等も踏まえた上で、最善の方法を選択できると良いと思います。

Zoomの通訳機能で対応する場面とプロの通訳者をアサインする場面を、しっかりと判断して活用することがポイントと言えるかもしれません。

有限会社TMJ JAPANセールス&マーケティング

満尾

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